top of page

社長からのメッセージ



頭の痛い、家の中の整理と処分

世界中で気候変動が叫ばれ、自然の猛威にさらされ、なす術もなく呆然としている人々の様子が映し出されている。にもかかわらず人的災害が世界中で起きている。指導者が愛国心ばかりを謳っていると地球は取り返しのつかない事になりそうだ。「地球は青かった」と言った宇宙飛行士、平和である地球を願っての言葉だと思っている。「破壊は一瞬、創造は困難」こんなに無駄なことを繰り返すのは人間だからだろうか。

 

無駄といえば、身近に無駄だと思うことがこのところ多い。当社はお客様からのご相談で成り立っている、そしてその内容は様々なのだが、近頃「親の家の片づけ」が増えて来た。子供はそれぞれ自分達の家具が十分にあって親の家財道具まで引き取れない。おのずと処分せざるを得ない。

 

相次いだ片づけの依頼は「親が老人ホームに入ったので」というものだった。

親が元気なうちに自宅を売却して、その代金は親が使えるようにするという親孝行なお子さん達である。それに相続人が数名いる場合には残された住宅を相続するより現金の方が分けやすい。げんきんな考え方ではあるがその方が揉めずに済むと思っている。(どんな時でも揉め事は起こりえるのだが)

 

わが身に照らしても家の中の整理は頭の痛い所。「勿体ないと言って育った」時代の申し子のような私。捨てるのが苦手で、物で溢れかえっている我が家。片づけのつもりが昔の思い出にふけってしまう悪い癖が、片付けの邪魔をしている。これから老人ホームを検討されているお客様にお伝えしたい。子供に家の整理を任せるくらいなら元気なうちに少しでも捨てておこう。私自身も頑張ろうと思う。

最新の記事

過去の記事

bottom of page