社長からのメッセージ
- 公宏 田村
- 5月30日
- 読了時間: 2分

マンションの通常総会に思う
管理組合の、年に一度の総会があちこちで開催される時期だ。年度替わりに開催する所が多いのだろう。一年の決算をするにあたって組合の役員さんは大変な思いをし、まとめている事だと毎年感謝している。
決済の数字を見ていて全て納得できる訳でもないが、かといって反対する事も賛成も出来ずモヤモヤしている。理事さんは順番に管理組合の業務をする関係で、全て解って対応しているわけでもなく、みんな苦労していると思う。事お金が絡んでいるので公明正大に決算を終了させ次に向かわなくてはならない難しさがある。過去には他地域のマンションで役員による会計の不正があった事例も聞いている。たっぷり入った通帳は「猫に小判」でなく「猫に鰹節」となってしまったのだろうか。近頃では大手銀行でも他人の財産を自分のものと勘違いしているケースが相次いでいる。困ったものだ。
総会では管理組合の総資産が間違いない数字なのか、大方、組合員の了解と拍手で決算報告が済んでいると思う。問題が無ければ組合員にとって良い結果だが、大きな数字の整合性は年数が経てば経つほど分かりづらいと思う。理事さんも担当期間が終了して解放される気分に違いない。私も当番が来たら同じような気持ちになると思う。仕事が忙しいと言って所有財産を人任せにしている事を大いに反省している。
マンションは「管理と環境」によって資産価値が決まると思っている。自分が所有するマンションも資産価値が下がらないで欲しいと願っている。修繕積立金や管理費がきちんと使われて値上がらない事。修繕積立金が正常に使われている事。誰しもが願うところだが輪番制の理事さんにとっては重荷ではないだろうか。