三田線の西巣鴨駅から新板橋駅迄は約1km。地上に出て17号線を歩くと、道路の両側に八重桜が咲いていた、この時期は歩くと色々発見がある。去年、この八重桜を見つけて来年もと思っていたのだ、叶って嬉しかった。
近頃ファミリータイプの住宅が増えてきているが、小さめの小家族向け住宅のお預かりもそこそこ増えてきている。「お家賃を払うなら購入された方が得。」とのアドバイスで購入されたお客様が、その次のステップに移行し売却されるようになったのだ。
人生100年と言われる昨今、人にはそれぞれのライフサイクルがある。子育て中の方にとっては、狭い所から広い所へステップアップだが、子供が巣立ってからは、多少狭くても夫婦がゆったり暮らせるスペースがあれば良かった。そして一人になったらホームに行くか、子供の所に行くか選択肢は様々だが、元気な内の決断が望ましい。
先日ご相談いただいた佐藤様(仮名)も「家賃を払うより。」と購入された住宅だったが、子供さんが一人暮らしを心配してくれて「一緒に住もう。」と言ってくれたのを機に売却をする事になった。終の棲家と思っていたが、子供さんが声を掛けてくれたのは有難いと言って引っ越しされた。それも勇気ある決断だと思う。ご自宅を売却した後は老後の資金に充当できる。
これからも家賃を払うなら持家と思っている方は、始めの一歩として考える事をお薦めしたい。自由に内装し、自分らしい家に住む夢を叶えて欲しい。
渡部