戸建にお住いのお客様から「どこか信頼できるリフォーム会社を紹介してくれませんか?」とSOSが入った。どうも屋根を直さないと大変なことになると、行きずりの業者に脅かされたようだ。近くで工事をしていたらお宅の屋根が見えたがとんでもないことになっている、屋根を点検してあげる。と言って登ってしまったらしい。

相談者は「しまった。」と思ったが、時すでに遅し。屋根から降りてきて「飛びそうになっている所は応急処置で押さえておいたから、後で見積書を出すので。」と言ったとか。怖くなった相談者は慌てて、すまいる情報にSOSをして来たのだった。早速、私共が紹介させて頂いたリフォーム業者さんに見てもらうことに。

相談者さんの家の屋根に上ってみたら、マスキングテープのようなものが屋根の勾配の所に張り付けられていたそうだ。「登らせちゃ駄目だよね、とんでもない処理がしてあった。」と、撮った写真を見て開いた口が塞がらないとはこの事かと思われた。屋根は今すぐには修理しなくて良い状態だったそうだが、参考に見積りだけはお渡しすることにしたそうだ。

我が家にも朝早くから電話が鳴ることがある。登録していない番号が表示され「OO会社のOOでございます。」とご丁寧な挨拶。知らない会社の知らない人に「こんなに朝早く何の御用ですか!」と言ったとたんにプッツン。あの手この手で騙そうとしている輩の何と多い事か。切られてから「ひっかった振りして警察に通報するの忘れた~」と好奇心がむくむくと湧いてくる。しかし騙されない事が大事。どうぞ暮れにかけてご用心。

渡部