有難い事に夏季休暇を8日間取る事が出来た。しかも元気で過ごせたことに感謝だ。せっかくの休暇が「コロナで外出不可」とならずに済んだ事も大きい。

今年こそ身の回りの整理をすると決め、それに向けてスケジュールを立てた。と言うのもお客様の住宅の片づけを見るにつけ、自分の家の荷物の多さにうんざりすることが多かった前半期。「人の振り見て我が振り直せ」と我が身を見つめ直す事にした。

親が残したもの、妹が残したもの。究極は早く逝ってしまった主人の物と我家には物が詰まっている。おまけに子供達まで実家に気兼ねなく残しているのだ。お客様には「引越し時が一番片付くので、この際思い切って処分したほうが良いですよ。」と言っている自分が一番出来ていない、この夏は「有言実行」と行動した。

日頃見て見ぬ振りの、クローゼットに沢山の引き出しの物たち。これでもかと思うくらいに捨てた。それが過ぎて必要なものまで捨ててしまった気がする。荷物の整理とは別に財産の整理整頓もしておかなければと思い、エンディングノートを机に広げて書き始めている。「まだまだ死にはしない。」と後回しにしていた。しかし周りを見ても「書き残して置けば良かったのに。」と思われる事例が多いのだ。

自分の事は、自分で出来るうちに片づける事が大事だと思っている。ノートはまだ埋まってはいないが、自分の生きて来た時間を振り返る、良い機会と思いノートに向かい合っている。今年は動き回ったおかげで体調が良い、後半期も頑張って仕事が出来そうだ。

渡部