緊急自粛宣言がやっと解除された。ホッとしながら不安な気持ちでもある。コロナ禍の中、平常心を保って仕事をする難しさを身に染みて感じている。

先日、ある管理組合の管理人さんと世間話に花を咲かせた。窓口で管理業務をしていると、住民の方が心配になる事が多々あるらしい。自粛生活が長く続き、顔を見せない一人暮らしの高齢者の方が心配で仕方がないと言っていた。管理人さんの方から「どうしていますか」と時々電話をしているらしい。安否確認のつもりだと言っていた。親を心配するように気にかけてくれる管理人さんは少ない、この方が居てくれるマンションはそれだけでも価値があると思った。

人と接触せずに買物や、支払いも当たり前になりつつあるコロナ禍時代。家にばかりいて出歩かない弊害で、筋力が衰えて歩けなくなったとか、認知症が進んでしまったと言う話も耳にする。一人でばかりいるのも考えものだ、人と接触することで脳が活性化するのだと思う。私も家でノンビリするのはまだ早い気がする。今回、移動が解禁されたことで外出も出来るので体を動かして筋力の衰えにストップをかけたい。

このコロナ禍で働く先も無くなったと言う人がいる一方で、住宅は供給が間に合わないほど購入したい人がいるらしい。リモートで働くには狭すぎるとか諸事情があるのだろう、価格もコロナ禍前よりも上がっている。高島平団地もリニューアルされた住宅は次々と成約になった。今回のオープンハウスは、自分で好きなように内装出来る所。ぜび見に来て欲しい。

 

渡部