緊急事態宣言が6月20日まで延びた。それほど驚くことはなかったが、日々更新されるコロナ禍の情報を見るのも聞くのも疲れた方が多いのではと案じている。情報に引き込まれると心や体に良くない、かと言って大手を振って出歩く事も許されない。なんと窮屈なことだ。
自分自身はコロナのワクチンを接種して少し楽しみが出来た。2回目を打ち終わって14日が過ぎたら、会いたくても我慢していた人を訪ねたい。友人は1年半前にがんの手術をし、その後も抗がん剤治療を続けている。ワクチン接種については検討中と言う事だ。それぞれの事情で良いし、受けた私が会いに行くのなら感染リスクも少ないと思う。もちろん三密を避けて「マスク・手洗い・ソーシャルディスタンス」まだまだ続くと思うのだが、それでも出口が見えてきそうなのは精神衛生的にも良い事だ。
コロナ禍でそちらに目が行ってしまうが、不動産業に携わっている身にとっては、八王子の賃貸住宅の階段崩落事件は忘れてはならない出来事だ。この賃貸住宅の建設会社の提案は、利回り優先で安全がないがしろにされていると感じた。住む方にとって安全でなければ、大家業としては失格だと思う。賃貸住宅のご案内にしても命懸けだ。欠陥住宅と分かっていたら安くても絶対に行かないのだが・・・・
どんな住宅に住みたいか問うと、広くて安くて綺麗でとは誰しもが願う所。新しくても階段崩落事件のような欠陥住宅では堪ったものではないし、お客様の希望に照らし合わせて、それに叶った住宅をご案内して住んでいただけるようにしたい。今週のオープンハウスは古くても安全で、住まい心地の良い住宅だと思っている。百聞は一見にあらず、お待ちしています。
渡部
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