本来なら夏休み真っ最中の楽しい時間ですが、今年はすべて新しい生活様式で、例年とは違う夏休み。地域によっては、夏休みの期間もまちまちで板橋の小学校では、24日間が夏休み。練馬より1日だけ多いらしい。

毎年夏になると帰省する方が多く、その時に将来の住宅について親御さんと話をする機会もあると聞いている。今年はなかなか帰省も出来ず、悩んでいる家庭が多いと聞く。高齢の父母の事が心配で、心を痛めている方も多いのではないだろうか。我が家の場合は、姉や妹が父の近くに住んでいるので取り敢えずの事は心配がない。それでも急な事が起きないことを祈るばかりである。

当社にご相談に見える方の多くがご高齢の方。またご高齢の親御さんの代わりにとお子様がお見えになる。この夏も売却のご相談は、お子様からの依頼が多い。ご本人はしっかりしていてもお子様にとっては、すべてが心配らしい。一人暮らしになった親御さんは、見ていてハラハラする事ばかり。早くどうにかしたいと思うが、親御さんも決断がなかなか出来ない状況で親と子の綱引きが続く。

親御さんがしっかりしているうちに自宅を売却するか、相続が発生してから売却するかは、その家族の状況によって違う。「しっかりしているうちに売却」であれば、売却益が出るであろう高島平団地は、居住用の3000万円控除が適用になる。相続が発生してからの売却の場合は、譲渡取得に対する所得税等が発生する場合が多い。親御さんの生活費に使って余ったら相続する方が親御さんにとってもお子さんとっても、有益のような気がする

(税金に関しては、専門機関に必ず確認して頂きたい)

渡部