今年も暮れが迫って来たところで、久しぶりの品川駅。通過駅であっても降り立つのは何十年ぶり?かもしれない、以前の風景すら思い出せない。知らない間にどんどん世の中が変わってゆくのを感じる。
高島平団地の不動産の仲介を中心にやって来たが、お陰様でその周辺のマンションや戸建のお手伝いもボチボチさせて頂けるようになって来た。しかし中心にやって来た高島平団地で、状況が変化してきた。買い取り業者さんの活躍が多くなって来たことで、自分で内装がしたいお客様にとっては希望に合う住宅を購入する機会が少なくなってきた気がする。
最近では3Kタイプの住宅が次々と業者さんの手によってリノベーションの上 売出しされている。所有者の情報を見てみると相続による売却が多い。被相続人さんが長い事高島平にお住まいでも、相続人さんは他の地域に暮していることがほとんどで、すまいる情報の事は知らない。大手不動産業者に頼めば、すぐに買い取り業者さんを紹介してくれて、あっという間に終了してしまう。安くなっても手間が省けて相続人にとっては煩わしさがない。
「週刊すまいる情報」なる広告紙を入れ続けること36年。地域に根差して地域のために頑張って来たと思っているが、これも単なる思い込みであって、いざとなったら相談に来てくれると思っている事自体が自惚れか・・・。反省しきりである。
高島平で創業40年の実績を多くの方に知って頂くために、わが社のホームページをもっと見て頂く努力をしてゆくこと。他の地域の方にも我社の存在を知って頂く事。ホームページには「週刊すまいる情報」も掲載されている。是非とも必要とされる業者になりたい。そして役に立ちたいと願っている。
渡部
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