やっとお客様が本格的に動き始めたと実感してきた。住宅探しでは、初めに動き出すのは賃貸のお客様からと言う傾向にある。今年の初めも賃貸のお客様がご来店されたが、分譲住宅購入のお客様の流れが活発になって来たのは、やはりここ最近の事のように思われる。

賃貸でも分譲でも住み替えることについては、大変なこと。また一度決めても、これで良いのだろうかと考え始めると後は、堂々巡りで出口が見つからない。そんな経験をされた方も多いのではないだろうか。

先日ご相談に見えた佐藤様(仮名)は、「自分たち夫婦二人きりなので大きな住宅でなくても良い。高島平団地の環境が気に入ったので自分たちに最適の住宅を探してほしい」とご相談に見えた。築年数は経つが、環境を好まれる方は、多いと思っている。住宅は、環境と管理が大事。管理の良いマンションは、価格もそこそこで推移している。

佐藤様にとって「これは、と思う住宅」をお薦めしたところ、すぐに購入したいとなり契約日も決まった。しかし一日が過ぎたところで、迷いが生じた。「こんなに早く決めて良いのだろうか。なんだか都合よく進みすぎている気がする」。一度ぐらつくと決断が出来なくなって、「購入の見合わせ」と言う結果になってしまった。住宅の購入は一生に何度も経験する事ではないと思う。じっくり考えることも必要だが、「石橋を叩きすぎて壊す」事のない様にして欲しいと思う。

また、なかなか決まらない住宅は「悪い住宅だと」言ったお客様がいたが、住宅はご縁のある方を待っている。長い事売りに出ていて、こちらも半ば諦めていた住宅が成約になったときも「この住宅がベストです。」と購入されたお客様がいた。不動産って不思議なものである。

心当たりのある方(昨年住宅の売買をなさった方)は、どうぞ今一度ご自分が確定申告の必要対象者かお考え下さい。税金は、払うべきものは支払い、還付されるべきものは、還付して頂きましょう。(税金に関しては、専門機関にお問い合わせ下さい。)

渡部