「暑い暑い」と言って気温が下がれば良いが、一向に下がらない。それでもつい口にしてしまう。命に係わる暑さと言われて「水分補給をしっかりしないと」と思うが、デスクワークをしていると水分補給を忘れるくらい室内は涼しい。そして室内から一歩出ると、なんという暑さ。この繰り返しが体力を奪う。今年の夏も異常気象だ。

住宅ローンの手続きで銀行にお客様と同行した際、銀行員の女性が皆、長袖のスーツ姿だった。若い女性が体を壊さなければ良いと心配するほどに温度設定が低い。以前東南アジアに行ったとき異常に温度が低いホテルがあった。その時「暑い国では、温度が低いのがおもてなし」と言われたのを思い出した。銀行も同じなのだろう。

話は違うが、業者間で見ることが出来る売り出し情報によると、業者自ら売主になっている物件の多い事。それだけ市場に出回っている中古物件に、リノベーション済みの住宅が増えていると言う事だろう。以前は、居住中で売りに出して、買い替えをする方が多く存在した。空室での売り出しは少なかったと思う。その為、購入する人も自分の好みに合わせて内装をするのが普通だった。買い取りの業者さんもそんなに多くはなかった気がする。

今は、老人ホームに入所中の高齢者の方や相続人さんが、換金のために住宅を手放すケースが増えているようだ。当社でも今年はそのような売主様を何件も仲介でお世話させていただいた。そのままの状態で一般の方に購入して頂いたおかげで、内装業者さんが忙しくなっている。自分好みに内装出来るのは、面倒なようだが楽しみでもあるらしい。今回オープンハウスを開催させていただくご住宅も好みの内装が出来る住宅である。リノベーション済みの住宅も沢山あるので、購入なさる人に是非比較検討をして頂きたい。

渡部