6月18日AM7:58頃大阪で震度6弱の地震が発生とTVで速報が流れた。TVに映し出された大阪駅周辺は、いつもと変わらない通勤風景が見られたが・・・・徐々に被害が報じられた。朝の忙しい時間帯に大きな揺れにさぞ驚かれたと思う。悲鳴が聞こえて来るようだ。

いつもと変わらない朝。でもちょっとだけ早く登校する必要があった女の子がブロック塀の下で幼い命を亡くしてしまった。ほんの少し遅く、いつものように登校していたら・・・ご両親は、耐え難い気持ちで過ごしていることだろう。自然災害はいつでもどこでも起きる。電車に乗っていた人も車に乗っていた人もどんなに怖かったことだろうか。

ビル倒壊の情報は今のところ聞かないが、やはり圧死で4人が亡くなったと言う。ブロック塀で2人、家具の倒壊で2人。家が倒れずとも家具で圧死する危険性があることを改めて知らされた。地震が来る度に、転倒防止が叫ばれる。我が家を見渡しても「食器棚が倒れてくるかもしれない」「洋服ダンスが・・」と危ない箇所が何か所もある。転倒防止をするべきと分かっているのにすぐに行動できない。何事も後でやろうと後回しの人生の様な気がして来た。人様には「すぐやったほうが良い」と言いながら恥ずかしい限りの日常生活だ。

大きな地震が必ず来ると言いながら、オオカミ少年のように嘘だと思いたいだけの事かもしれない。災害は、起きてほしくない。しかし災害がいつ起きても不思議でない日本列島に住んでいるからには準備しよう。3日間は、自宅待機が出来るように食料と飲み水の確保。家具は転倒防止を。家族とは今一度災害時の連絡方法と集合場所の打ち合わせを。命さえあれば何とかなる。地震にあわれた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。(平成30年6月19日記す)

渡部