すまいる情報高島平に入社して31年。本社から独立して20年。その独立も完全独立して10年。31年の間に色々なことがあった。昭和63年1月6日に初出勤。不動産の「不」の字も知らずによく入社してきたと思うし、良く社員として雇ってくれたと当時の社長に感謝している。

社員として勤めた地域「高島平」は、私が昭和47年4月に高島平団地に入居し昭和58年4月までの10年間過ごしたところである。地域的に馴染みはあったが、初めての事ばかりで戸惑いも多く、お客様にもずいぶん教えて頂くことが多かった。お客様の立場になって考えてみることも、社員の時に会社から教えてもらった大切なことである。お客様からも会社からも多くのことを学ばせてもらった。

4月11日に宅建の免許番号が(4)から(5)になった。5年に一度の免許更新を無事にできてホッとしている。番号を重ねられたと言う事は、お客様の役に立たてたことだと自負している。不動産の仲介業は、男性よりも女性に適した業種と感じることが多い。日本では、女性が、キッチンに立つ場合がいまだに多い。共稼ぎをしていても家事の大半は女性が引き受けている家が多いのではないだろうか。だからこそ内装のアドバイスも同じ女性目線で提案してきた。

不動産業界もまだまだ様変わりしていくことだろう。世の中AIが、幅を利かしてあらゆる仕事が今のままではなくなってくる。ドラえもんのポケットに入っていたものが、巷にどんどん出現している。これから先どんな世の中になっているのか、楽しみと怖さの部分がある。しかしこれからも、今まで以上に客様の気持ちに寄り添いながら、住まいと言う大切な居場所を提供したい。それが私の願いである。

渡部