あれよあれよという間に6月。今週は、オープンハウスをするご住宅もなく寂しいかぎりだが、お陰さまでオープンハウスを開催したご住宅は、ほとんど購入の申し込を頂き契約の予定である。内装済みばかりの住宅も良いが、自分の好みでリフォームするのも楽しみなところである。リフォームの事を考えるとワクワクドキドキらしい。それもまた購入と言う経験が出来たからに外ならない。
先日引き渡しを終えた佐藤様(仮名)もリフォームに悩みながらも妥協せずに、納得いくまで業者さんと相談しながら進めると言っていた。戸建てを建てるよりも大変かもしれない。出来上がっている枠組みに理想を形作る作業になる。それでも自分のお城を持てたのは嬉しいと、ご家族みなさんで喜んで下さった。佐藤様にとってはこれからが本番。リフォーム後のご自宅を訪問させて頂くのが、今から楽しみである。
住宅の売買と言うのは、お客様それぞれの人生に係わりながら仕事をさせてもらっている。その中でも自分自身の住宅の売買も行った。買主の立場に売主の立場の両方を経験したことになる。買主の立場で言えばなるべく安く手に入れたいし、売主に成ったら少しでも高く売りたいと思う気持ちも経験した。最終的には、良い買主様に巡り合えた事に感謝している。少しでも気持ち良く引き渡しが出来たらと、最終点検をしている所である。
終の棲家にと購入してくれた私の買主様は、高島平の周辺環境を気に入ってくれた。車の免許証を返納したのでこれからの交通手段は、バス。バス便の良さも購入の決め手になったと買主様。車を運転しているとバスを待つ煩わしさが、好きではなかったが、今回色々お聞きしてバス便の良さをお客様に教わった気がする。私も高齢者の一員。これからはバスを上手に使うのも考えねばと思った今日この頃である。
渡部