今年は、年初から売りの相談が多く来ております。昨年登記に関してのコラムを「すまいる通信」に載せましたが、意外と相続登記もそのままの人が多いようです。親御さんが、お亡くなりになったからと言っても別段住宅の住まい方は変更なく使われるケースもあります。空き室になっても周りの相続人さんの生活は変わらないと思います。

生活が変わらないと言う事は、手続きを急がなくても良いと言う事になって何年も経ってから相続登記をする方もおります。その為2次相続が発生して相続登記が大変な事になったケースもあります。“急いで急いで”とは、申し上げませんがなるべく早めに終わらせて置く方が無難です。またご夫婦二人きりで、お子さんがいない場合は、お互いがお互いを指名して公正証書による遺言書を用意しておかれる事をお勧めいたします。転ばぬ先の杖になります。

私が不動産の仕事を始めて30年になります。30歳年を重ね、周りのお客様もお歳を召してまいりました。ほんのこの間住宅の売買をお世話させて頂いたと思っていましたら、20年が経ちましたと・・そんなお客様が沢山おります。それだけ高齢になって色々な問題が発生してきています。相続の前に介護であったり老人ホームへの入居相談であったりと様々な相談があります。

つい先日も、「こんな相談はどこに行ったらよいかわからないから」と「ともかくすまいるさんに相談しに来た」とお見えになった方がおります。不動産を所有しておられたら「ともかくすまいるさんに」は、大正解だと思います。私共では弁護士・税理士・司法書士の諸先生方から家屋調査士の方まで、何かあれば即相談に乗って頂ける体制を持っております。分からずに行動する前に是非ご相談ください。地域のお客様へのお役立ちをさせて頂ける事に誇りを持っております。

渡部