先日の日曜日に、同期会が森の都仙台であった。学生時代は、なけなしのお金で乗れたのが急行列車。しかも仙台から赤羽まで4時間以上かけて里帰りをしていた。しかし今は、遅いやまびこでも2時間余り。ハヤブサなら1時間30分ほど。優に日帰りコース。もちろん今回も日帰り。午後2時に乗って4時には仙台駅。

5時からの会には、まだ時間が余っているので後輩夫婦とお茶して有意義に時間を使った。宴会は8時半でお開きになったが、帰りの新幹線は9時半発11時上野着。三田線でその日のうちに充分に帰宅が出来た。慌ただしいようだが、却って気を使わずに済んで楽しい。これも元気な証拠と思っている。3.11が有ってから何度も出かけたが、海岸近くには行っていないので復興の状態が、良く分からない。友人達が元気でいてくれるのが何よりだった。

同期会での話題は、もっぱら経済状況と健康の話。友人たちの職業は、専門職の技術やで、60歳半ばを過ぎても現役が多い。会の要職に就いているものも居る。しかし同期は話し始めれば昔話に花が咲く。そしてお決まりの健康状況報告が始まる。どこどこの病気を患って手術したの、入院したのと盛り上がっているが、良く考えたら元気だからここに居るのでは?と思っている。

その次は、経済と言っても親の残した不動産の処分をどうしたものかと頭を悩ませている友人達。相続物件は地方の土地家屋が多く処分するのも大変のようだ。現金ならまだしも土地家屋は困りもの。家屋を解体して更地にしたくても、解体費用が掛るうえ固定資産税額が、更地になると今までの6倍近くが掛るので考えてしまうと言っていた。何をするにもタダでは無い。今は相続人としで悩んでいるが、次は自分達が被相続人になる日もそう遠くは無い。世の中順番だが、ややこしい話は少なくして置きたいものである。