慌ただしい暮れの訪れ。どこもかしこも忙しそうに動いている。毎年の光景だが年毎に慌ただしさを感じてしまう。年齢を重ねて思う事は、確実に去年よりも身体の動きが鈍くなって来ている事。気持ちだけは若くても身体が正直に語っている。それなりの動きをするべきなのだろう。過信は、良くない事と肝に強く銘じている。

今年も最終号になってしまった。相変わらず住宅の需要と供給のバランスは良くない。買いたい物件と買える物件の乖離に悩む。価格も心なしか上昇傾向になってきた。今度売りに出たら購入しようと、思っていたが資金スケジュールも変わって来てしまう。思った時に手を打つべきと反省している方も多いのではないだろうか。いつでもピッタリには行かないのが現実だ。

年毎に増える傾向ではあるが、昨年よりも相続物件の増加が著しい。当社に於いても相談件数が昨年よりも増加している。相談に見えているお客様は、当社の旧顧客の方が多かったが、今年は、一般のお客様も大勢見えた。「(株)すまいる情報高島平」に相談に行けば何とかなると思ってくれた人が増えたのは、大変に嬉しい。頼りにされると、「お節介やきの性格」がモリモリ湧き上がってくる。役に立ちたいと思ってしまう。

相続物件の増加に伴い、業者さんが買い取ってのリノベーション住宅が、増えて来たと思う。築40年以上経っているとは思えないマンションの公開があちこちで開催されている。時代と共に内装の流行も変わる。部屋全体の色調からセットされる設備も大いに変わってきた。以前は出来ないであろうと思われた事も技術の進歩で出来るようになって来ている。お客様にとって、暮らしやすいリノベーションマンションが増える事は有りがたい。来年はどんなお客様にお会いできるか楽しみである。今年一年有難うございました。

渡部